ブックカバーチャレンジ        

ブックカバーチャレンジ

ブックカバーチャレンジ

※Facebookのブックカバーチャレンジの転載です。

7日間ブックカバーチャレンジとは?

「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジです。参加方法は、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。本についての説明なしに表紙だけの画像をアップして、毎日1人のFB友達を招待してこのチャレンジに参加してもらいます」

 

人が集まる「つなぎ場」のつくり方 / ナカムラクニオ

まずは映像・アートディレクターでライターの肩書きも持つ荻窪のブックカフェギャラリー6次元の店主ナカムラクニオさんの『人が集まる「つなぎ場」のつくり方』と、コミュニティビジネスの『シェアをデザインする』の2冊。 『人が集まる「つなぎ場」のつくり方』の中で、ナカムラクニオさんが書いてる、6次元とは「異次元空間みたいに、いろいろな人やものが集まるカフェを目指している」「本とアート・カフェがお互い影響しあった空間ができればいい」と言うのは、僕もQuiet Holidayで日々考えていたことで、たまに読んで頭の整理をしています。『シェアをデザインする』も同じく、店を作る考えの参考に読んだりしてました。

本ではないですが、他に元々住んでいた高円寺の家の近くにあったマーブルトロンと言うカフェとイベントスペースと出版社と音楽レーベルをやってるところがあってよく行ってて、こういう自分のこだわりを感じる小さな複合的なスペースって面白いなって若い頃に思ってたのと、中野のuna camera liveraや大阪の中崎町のコモンカフェなども、現在のシェアカフェの参考にしています。今だと調布の手紙舎とか素敵だなって思ったりもします。

姫路は地方都市だし、いまの自分のできることも限られてるので、なかなか難しいなと思うことも多々ありますが、どんどん変わっていく世の中ですので、色々と見ながら動いていかないと行けないなと思います。

東京に戻ってからも色々と考えてたのですが、この状況でそちらは一旦ストップで準備し貯め込む期間に。まずは早く、いまの状況が落ち着いてほしいですね〜。


日本のZINEについて知ってることすべて / 野中モモ×ばるぼら

1960年代から2010年代までの日本のZINE(自主制作の小冊子)だけを集めた本。眺めてるだけで時代によっての冊子デザインの変化とか空気なども感じられて良い。自主制作だけあって、作者の趣味・趣向が前面に出てて、商業誌よりもある意味面白かったりしますよね。

以前は中野のタコシェとかマニアックな店しか置いてなかった印象だけれど、最近は個人の本屋にも取り扱われるようになったりしてて、その街の情報や作家さんに出会えるのも魅力。


旅することば / 絵:足田メロウ 詩:豊原エス(写真左) 夜のみずうみ星屑のスタート / 西淑(写真右)

京都で出会った二人のイラストレーター・足田メロウさんと西淑さんの本。旅することばは鴨川カフェの下にあった店、夜のみずうみ星屑のスタートはホホホ座浄土寺店にて購入。京都はミュージシャンもですが、好きなイラストレーターもたくさんいる気がします。

音楽の好みや自分の描く絵にも出てますが、やはり女性が描くような柔らかな絵を好む傾向にあるようです。

<自分メモ用に好きな日本のイラストレーター>
足田メロウ、荒井良二、いわさきちひろ、内田松里(はらまさこ)、岡本太郎、清川あさみ、酒井駒子、高木紗恵子、寺門孝之、tupera tupera、西淑、東山魁夷、福井利佐、福田利之、藤田嗣治、ミロコマチコ …etc


旧グッゲンハイム邸物語 / 森本アリ(写真左) 塩屋借景(写真右)

写真1枚目左の本は、姫路から電車に揺られて30分の神戸垂水の塩屋駅を降りて少し東に向かって歩くと左手に見えて来る、現在は音楽家の森本アリさんが管理している洋館のイベントスペース・旧グッゲンハイム邸のお話。建物の過去からイベントスペースとして使われている現在までの流れ、そして森本アリさんたちの塩屋という小さな海沿いの町との関わり方についてなどが書かれています。

右の本は、写真家やイラストレーターの方が塩屋の風景を切り取ってまとめたもので、森本アリさんがQuiet Holidayに来てくれた際にいただきました。

塩屋は同じ兵庫県内でも案外知られてなかったりするのですが、海や山、路地に階段、そこの暮らす人の風景がジブリ的で何とも絵になる町だなって思います。町は迷路みたいになっており散歩するのも楽しいし、ワンダカレーやTRUNK DESIGN SHIOYA CAFE、784 JUNCTIONCAFEなんかのお店もあるので、本を読んでから散歩しに行ってもらいたいなって思います。
2〜4枚目の写真は、姫路で店を始めてからは出来てないのですが、以前は旧グッゲンハイム邸を使わせてもらってたまにライブイベントなどを企画させてもらっていた時のもの。ここで1日、好きなものに囲まれて過ごすと本当に幸せな気分になります。またこちらでイベントも企画させてもらいたいなぁっと密かに思ってたりします。前は1人でやってたので、3~4人ぐらいで分担して何かできればなって思ったり。


BECK全34巻 / ハロルド作石

引っ越しなどで他はほぼ整理してしまったけれど、唯一手元にある全巻揃ってる漫画。日本・アメリカドサ回りツアーやフジロックにグラストンベリーみたいな音楽フェス、トムヨークやカートコバーンにビリーコーガンみたいな人が出てきたり、僕ら世代には嬉しい感じの細かな要素や描写が多いバンド漫画の王道。映画やアニメも見ました。

前連載のストッパー毒島と言う野球漫画も同じ理由で好き。他の音楽漫画でこういうちゃんとした描写を描いてるのあるのかな?ジャズだけど、BLUE GIANTぐらい?

アニメでだけれど、最近見たのは以下。
・映像研には手を出すな ・言の葉の庭
・キングダム ・進撃の巨人
自粛期間中ですし、オススメの漫画やアニメなどあれば教えて下さい。


衣・食・住・音 / 角張渉

音楽インディーズレーベル・カクバリズ社長の角張渉さんの、レーベルを始めてからの苦楽が描かれている本。キセル、二階堂和美さん、SAKEROCKなど昔から良く聴いてたミュージシャンから、YOUR SONG IS GOOD、cero、在日ファンク、思い出野郎Aチーム、片想い、イルリメなど、知名度のあるミュージシャンも在籍。

表紙に「音楽仕事を続けて生きるには」って書いてあるけれど、ライブやイベントっていつ頃から再開したら良いものか?って思いますね。11月1日開催予定の姫路サウンドトポロジーの中止も一つの視野に入れているのですが、まさか半年先のイベントの中止について考えるとは3月の時点では思わなかったなぁ。ライブハウスの存続は本当に心配です。

ヒトハコ

一箱古本市をピックアップした小冊子で、知ってる人や店など沢山出てきて、個人的に読んでて面白いです。

今年は2017年から毎年6月に開催していた姫路ブックマルシェ「本の庭」(一箱ではないですが)は、共同主催のおひさまゆうびん舎の窪田さんと話して中止にしました。普段のイベントもですが、継続してやって行こうと思ってたことができないのはもどかしいものですね。来年には心配なく開催できるようになるのを祈っています!過去の写真をアップしておきます。



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